左の写真の時計は作り物のように見えますが、きちんと動いていました。そして、このすばらしい空間演出は、これまた谷根千界隈にある東京藝術大学の生徒さん二人が請け負ったそうです。
中央のテーブルには、谷根千通信やしのばずの池ニュースなどが手にとって閲覧できるようになっていました。すべてが手作り、しかも長年続けてきたのだな〜。
テーブルの真ん中には、大きな航空写真が並べられ、その中には谷根千工房が(写真左)、その横に一言ノート(写真右)。
一言ノートには、会場に訪れた方々のメッセージがいっぱい。谷根千の25年間は読者の方一人ひとりの思い出の歴史でもあるのですね。
ギャラリーTEN内は、平日・路地裏にもかかわらず、訪れる人が途切れることはありませんでした。
● おわりに〜谷根千が見つめた25年〜
 |
東京新聞 2009年8月25日付 掲載 |
今回、谷根千工房がやって来た! 展を観に行ってみて、地域雑誌「谷根千」が日々の小さな出来事を丁寧に記録・伝達していた雑誌だったんだな〜と、改めて感じました。
今でこそ、一般の人がインターネットのブログなどを通じて地域の日常などを世界に向けて発信できるようになりましたが、谷根千が創刊された25年前といえばバブルが始まるちょっと前、インターネットなどない時代です。そんな時代から普通の人の目線で、地域の問題や出来事を欠かさず伝え続ける凄さには今さらながら感服します。
地域雑誌「谷中・根津・千駄木」は一応の幕をおろしましたが、谷根千工房さんは活動を続けておられるようですし、インターネット上の「谷根千ねっと」でも変わらぬ情報を発信し続けているようですので、今後はそちらにも期待したいですね。
■「谷根千工房がやって来た!」 展
於:ギャラリーTEN 東京都台東区谷中2-4-2 Tel 03-3821-1490
2009年8月21日(金)〜30日(日)
(完)
|