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楽しむ−街を訪ねて

(更新:2010.08.19)
会社訪問 コーラスドレスのコンシェルジュ─OKUYAMA♪ 第4回(最終回)

●時代の変遷とともに

――コーラス団体というのは、御社の創業時から比べて増えてきているんでしょうか?
  多分、増えているとは思うんですけれども。「全日本合唱連盟」というのがあるのですが、その連盟でも実態がつかめていないようなんですよ。潜在的にどのぐらいいるかはわかっていないですね。毎年新しく立ち上がる団体もありますし。

――種類の豊富なデザイン、オリジナルデザインの衣裳をお持ちということですが、基本的なデザインというのは、「ワンピース」と「ツーピース」で、「ワンピース」が主流と聞きましたが。
  いろいろですね。お客様の購入の仕方は時代とともに変わってきました。昔はドレス、上と下が分かれていないワンピースが多かったんですが、今はツーピースが増えてきています。さらにツーピースの中でも、ブラウスだけ、スカートだけとか…。

――上と下で分かれるということは、色なども、全然違ったものが多くなるわけですね。
  ええ。デザインは同じでも、素材は変えられるし、色も変えられるし、一部の変更、例えば半袖のデザインを長袖にしたりっていうこともできますし…。
  お客様の中にも、ドレスですと、いろいろ着回しができない…以前は、それがすごく豪華で舞台映えがするので流行っていましたが、ここ最近は、ほかの買物にも共通することですが、いろんな衣裳で使い回したりとか、長く使いたいというお客様が増えてきました。…ブラウスは買うけど、下は既製品のスカートでとか、色の展開は自分たちで考えて着回したりとか。お客様の買い方が変わってきた印象があります。今は、ブラウス、スカートといった、ツーピースまたは単品が、どちらかと言うとメインになってきています。

――そうしますと、いろいろな組み合わせ、バリエーションができますね。
  そうとも言えます。ステージで、他の団体と同じ衣裳を着ていると何かと気まずいので。ですから、当社のほうでも気をつけているんです。同じデザインと同じ色は使わないように、注文を承ったときには、同時期・同地域のコンクールで参加が重複する可能性がある場合は、デザインや色の変更を提案させていただいております。

華やかなステージ衣裳は、美しさを追求する女性を惹きつけます。ワンピース、ツーピース、さまざまな色とデザイン。そのいずれもが奥山自慢のセミオーダー製品です。 華やかなステージ衣裳は、美しさを追求する女性を惹きつけます。ワンピース、ツーピース、さまざまな色とデザイン。そのいずれもが奥山自慢のセミオーダー製品です。 華やかなステージ衣裳は、美しさを追求する女性を惹きつけます。ワンピース、ツーピース、さまざまな色とデザイン。そのいずれもが奥山自慢のセミオーダー製品です。
華やかなステージ衣裳は、美しさを追求する女性を惹きつけます。ワンピース、ツーピース、さまざまな色とデザイン。そのいずれもが奥山自慢のセミオーダー製品です。

――種類が増えれば増えるほど、気を使いますね。
  そうですね、配慮させていただいております。お客様、特に女性にとっては、同じ衣裳を着ているとわかれば、それはやはりがっかりするでしょうから。

――コーラス衣裳が昔と比べて傾向が違ってきているということですが、体型そのものも、昔の人とは違ってきていますか?
  ええ、違ってきています。身長はまず、高くなっていますし、スタイルもよくなってきていると思います。もちろん、いろいろなタイプのお客様がいらっしゃいますが、少しずつ変わってきているようです。


●今後に向けて―日暮里繊維街の“共存共栄”を願って

伝統を守りつつ新しい分野を開拓して…。語り口さわやかに、大いなる夢を語る奥山さん。
伝統を守りつつ新しい分野を開拓して…。語り口さわやかに、大いなる夢を語る奥山さん。

――いろいろお話をお伺いしてきましたが、最後に、今後に向けての抱負をお聞きします。
  今後は、これまでの「コーラス」にとどまらず、若年向けのデザインと顧客層に焦点を当てていきたいと思います。また、繰り返しになりますが、ステージの演奏者や指揮者の方用の、“一点もの”といった個別な対応をしていくこと、団体規模の大きいところのサービスだけでなく、少人数でも対応できるようなサービスの展開をしていくことです。それ以外には、コーラス衣裳だけじゃないステージの分野ですね。「ゴスペル」とか、屋外で活動される「よさこい祭り」の衣裳とか。そういったところにも営業をしていきます。布地であれば、型から起こして加工をやっていきたいと思っています。

――「よさこい祭り」の衣裳は日本の伝統的な法被(はっぴ)の新しいスタイルといった感じですね。
  今まで、当社にはないコンセプトとユニフォーム作りをやっていきます。現在、繊維街の組合の皆様や他分野の方々からご指導いただいておりますので、皆様のご協力をもとに、当社の発展だけではなく、結果的に日暮里繊維街を盛り上げていければいいという思いでやっています。

――御社だけでなく、日暮里繊維街全体の繁栄を願っておられるわけですね。
  そうですね。日暮里繊維街自体、昔ながらのいい店がいろいろあるので、IT化と言えども、実際に足を運んで、その店の店主やスタッフと、いろいろ言葉を交わしてコミュニケーションをとっていただけると、もっと、布地や衣裳、そういった服飾の情報を提供できますので、ぜひ足を運んでいただければと思います。

――そうですね。ホームページでいろいろ検索すれば、表面的なことはすぐにわかるのですが、直接会って話を聞かないことには真意は伝わらない感じがします。この繊維街にしても、ひと頃に比べて、お店は確かに減ってきてはいるんでしょうけれども、同じような店がこれだけ集中して成り立っているということは、やっぱり、一つ一つ特徴があるはずだと思います。
  はい。日暮里繊維街の組合がやっているホームページでも、いろいろ紹介はしているんですが…。この繊維街自体、一つ一つの店が自分勝手にやっているわけではなく、横のつながりが深いので、気軽に立ち寄っていただければ、「ここの店だったら、こういうものがあるよ」とか、「そういう品物だったら、この店紹介するよ」っていうことも、全部の店が協力し合いながらやっていますので、文字だけの情報で終わりにしないで、実際にちょっと足を運んできていただきたいと思います。

――そういうお話を聞いて、我々も、同じ日暮里に勤める人間として、うれしく思います。
  ありがとうございます。

伝統的な法被を基調とした、よさこい祭りの衣裳。独特の色合いとデザインです。 写真撮影に協力いただいた女性従業員のお二人。明るい職場の雰囲気が伝わってきます。
伝統的な法被を基調とした、よさこい祭りの衣裳。独特の色合いとデザインです。 写真撮影に協力いただいた女性従業員のお二人。明るい職場の雰囲気が伝わってきます。



(おわり)

 

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